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【英語】「デュノウィム?」を聞き取るには

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太と申します。

今回はリスニングの鍛え方について2018年度冬期講習で扱う予定の内容の一部を紹介しながら書きたいと思います。

前回の記事、「英検準1級に向けたお勧め勉強法その2」で、リスニングの勉強法は基本的に一つしかないと述べました。

しかし、実はリスニングにはやろうと思えばもう一つの勉強法があります。それは「文字と音声の乖離を勉強する」という方法です。

 

例えば、有名な映画『スターウォーズ』のワンシーンで、主人公のルーク・スカイウォーカーがベン・ケノービと名乗る老人とある男について話しているシーンにこういうセリフがあります。音声で言うと以下のような感じです。

デュノウィム?

これ、英語で何だと思いますか?

英語で書くと、

Do you know him? 「その人を知ってるの?」

です。

何が起こっているかと言うと、

・do と you がくっついて d'you のようになる
・him が省略されて 'im になる


という現象が起こり、

D'you know 'im?  デュノウィム

のような発音になっています。

このように do が d になったり、him が im になったりした形を事を「弱形」と呼びます。英語のリスニングが難しい(特に会話の聞き取りが難しい)と感じている人は、こういうところに引っかかっていることがかなり多くあります。

弱形にはほかにもたくさんの種類があります。例えば and はよく an' や 'n' に変化します。

rock and roll → rock 'n' roll  ロックロール
ham and eggs → ham 'n' eggs ハムネッグズ


ham 'n' eggs の場合は、

・子音終わりの単語('n')と母音始まりの単語(eggs)が連続した場合、くっついて発音される(neggs: ネッグズ)

という「音法」と呼ばれる規則の一つも働き、「エッグズ」ではなく「ネッグズ」という発音になります。これも聞き取りを難しくする一つの要因です。

リスニングのコツは9割以上聞き取れる音源を大量に聴くことです。しかし、まずは9割以上聞き取れる音源のレベルを少しでも底上げするためにこういった「弱形」「音法」の知識は有効です。

冬期講習のリスニング講座では、このような弱形や音法の重要な例を学び、まずは短い単位で聞き取れるフレーズを増やしていくことを目指してシャドーイングなどのトレーニングをたくさん行います。

ご興味がありましたらレベルにあった講座を1回だけでも受講できますので、ぜひお問い合わせください。


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at 2018/11/29 13:40:22