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【英語】英検準1級で捨てるべき所・満点を目指す所

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太です。英検準1級はレベルの高い中学生、高校生の目標となっていることが多いですが、大変に難しいレベルのため、なかなか合格できない人も多くいます。


そこで今回は、英検準1級に合格する為、どの分野でどの程度のスコアを目指せばいいのか、各技能のスコア目標について書いてみようと思います。

どこをどれぐらい獲得すればいいのかしっかり把握して、必要以上に難しいことを練習し続けて本当に必要な練習を怠ってしまう、といったミスを避けてくださいね。

 

1. 目標とするスコア配分

結論から言うと、英検準1級の1次試験に合格している中学生や高校生は、大体以下のような得点配分で合格になっていることが多いように思います。

語彙:半分ぐらい
長文:ほぼ満点
リスニング:7割ぐらい
英作文:ほぼ満点

面白いことに、以前参加したセミナーでもほぼ同じようなことが紹介されていました。この傾向は全国どこでも共通、普遍的な原則なのかな、と思っています。

以下、一つ一つの項目について詳しく見ていきましょう。
 

2. 語彙問題:半分ぐらい

英検の語彙問題は他の問題に比べて以上に難しく、準1級であってもたまに英語の先生も良く知らないような単語が出てきたりします。

このセクションで高得点を取るのは非常に難しいので、ぶっちゃけ諦めましょう(笑)!長文の勉強をしながら単語を少しずつ増やし、半分ぐらい点が取れれば御の字、です。得点率が半分を大幅に下回る場合、さすがにテコ入れが必要ですが。
 

3. 長文ほぼ満点

長文問題は稼ぎどころです。準1級に合格できる英語力を持つことを目指すなら、長文問題はほぼ全問正解できる必要があります。出来ない人は、ひたすらもっと沢山長文を読み、音読で復習するという事を繰り返す必要があります。
 

4. リスニング:7割ぐらい

英検準1級のリスニングはそれほど難しくはありませんが、ここで満点を取ろうとするのは普通の中高生には少しハードルが高いです。過去問などで7割程度取れればとりあえずそこで一旦一区切りと考えてよいかと思います。
 

5. 英作文:ほぼ満点

英検準1級に合格したいなら、自由英作文で満点近くを取ることはほぼ必須です。英作文一つだけで「語彙+長文」「リスニング」のそれぞれと全く同じ配点があるということの意味を考えましょう。

満点を目指すため、まずは

採点基準を知ること

から始めましょう。そのために英検公式サイトの

を熟読しましょう。

その上で、

・出来るだけ沢山書く
・文法・構成の問題点を先生に直してもらう(できれば書き直す)
・それを習得してまた書く

この作業を繰り返して上達させていきましょう。沢山長文や洋書を読んで使える表現を取り入れていくことも必要です。
 

6. まとめ

以上、英検準1級合格を目指すため、中高生が目標とすべきスコア配分について書きました。

中学生から英語を始めたような生徒でも、中学生や高校生のうちに英検準1級を取っている人は沢山います。自分には無理だと思わず、上のスコアを目標にやるべきことをしっかりこなしていきましょう!

スクール今西では英検4級から準1級までのレベルの対策を、生徒それぞれの現状に応じて個別指導、グループ授業などで行っています。詳しくは以下のページをご覧ください。

 


 

at 2018/02/16 19:17:12