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【英語】広島大学で英語満点扱いにするにはTOEFLか英検か

こんにちは、広島市の英語塾 スクール今西英語学院 の今西一太です。

少し前のニュースになりますが、広島大学が全学部の一般入試で外部試験を活用すると発表がありました。

 

広島大、入試英語に民間検定活用 「話す」「書く」の技能測る
広島)英検準1級でセンター試験英語満点扱い 広島大

国立の総合大学の一般入試、全学部で外部試験のスコアを活用する例は(少なくとも今の段階では)非常に珍しいと思います。

報道内容を簡単に整理すると、民間の検定試験を同じ物差しで測るCEFR(セファール)という基準で、B2のレベルに達したスコアや級を取得した場合、センター試験の英語で満点を取得したものとみなすということです。

CEFRのB2とは6段階のうち上から3番目のレベルなのですが、以下のようなことが出来るというレベルです。

 
自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。

(以上、TOEFL Junior 等の実施団体 GC&TのCEFRより引用)

具体的には

英検準1級
TEAP 334 - 399
GTEC CBT 1250 - 1399
IELTS 5.5 - 6.5
TOEFL iBT 72 - 94
TOEFL Junior 341 - 352
TOEIC S
& W 1095 - 1300 (L & R 785以上、S & W 310 以上)

という数値が挙げられています。

私はこの中の試験にすべて詳しいわけではないのですが、少なくとも英検とTOEFL iBT を比べた場合、英検準1級合格を目指す方が相当に楽ではないかと感じます。

英検2級でTOEFL iBTは何点?の記事でも書きましたが、英検準1級取得でもTOEFL iBT では60点ぐらいという例もあります。

なによりも、出題される英語のレベルからしてTOEFLの方が明らかに英検準1級よりハイレベルです。私がTOEFLの文章に沢山触れた後、英検準1級の長文を初めて読んだ時の正直な感想は「英検準1級ってこんなに簡単だったんか。全問正解できるじゃん」でした。

また、私は英検準1級合格者を多く教えてきていますが、それほど会話が流暢でなくても合格している生徒がかなりいます。逆にTOEFL Speaking Rubrics (採点基準)を見ても分かるように、TOEFLのスピーキングではかなり流暢に喋れないと高得点は難しいです。

TOEFLの場合、他の技能でカバーしようにも、英検2級レベルだとリーディングなどで30点満点のうち5点とか10点ぐらいしか取れない例はざらにあります。(リーディング3点という点数も見たことがあります)

という事で基本的に英検準1級の方が明らかに「お買い得」(値段も含めて)なのですが、英検は外部試験の影響もあって徐々に難化が進んでいるようです(特にライティングやリスニング)。

もし広大で一次試験のみなし満点を目指すなら、出来るだけ早めに英検準1級を取得しておくことが今の時点では一番の方法であると感じます。

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at 2017/03/03 16:48:25