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【英語】人種差別の経験

こんにちは、広島市の英語塾、スクール今西英語学院の今西一太です。
 
夏休みもほとんどが終わり、ホームステイなどを終えて帰国した生徒も多くいるようになってきました。色々話を聞いていくと、とても楽しかったという話がほとんどでしたが、人種差別を目の当たりにしたという話も2つほど聞くことができて、悲しく思うと同時に生徒が視野を広げる貴重な経験をしてきたと少しうれしく思う気持ちも出たりして、複雑な気分です。
 
 
一つ目の話は、とある英語圏の国に留学した際、ホームステイ先の親戚の集まりで「アジア人嫌い」の人がいて、あまり良くない扱いを受けた、という話でした。
 
私個人はありませんが、一緒にドイツに留学した友人などから似たような経験をしたと聞いたことはあります。表面上「よくないこと」とされていても、差別や偏見はまだ多く残っているようです。
 
もう一つは日本人の留学生が「ホームステイ先の家族が黒人なのが嫌だ」と文句を言っていたという話です。日本人による黒人差別の例です。
 
「英語圏に行く=白人と交流する」という認識を持っている人が10代の若者にもまだいるんだなぁと非常に悲しい思いです。これは教育や普段接する情報の問題もありそうです。
 
幸いその話をしてくれた生徒はそのように感じていなかったようなので、それは本当に心から嬉しく思ったことでした。
 
もちろんそのような話ばかりではなくて、有名大学の学生の話を直接聞けて楽しかった、とか、遊園地や観光名所に行った、とか、英語学習への意欲がすごく上がった、などポジティブな話が大半でした。しかしネガティブな経験の中にも学ぶべきことがたくさんありそうだなぁと思ったことも確かです。
 
生徒の成長を見るのは本当に嬉しい事です。これからもぜひ頑張って英語を学習し、視野を広げていってほしいと思っています。
 
 
at 2019/08/24 11:11:08