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【英語】her は「ハー」ではない

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太です。

今回はリスニングのコツについて書いてみようと思います。

英語リスニングの難しさには色々な種類がありますが、その中に「弱形」の存在があります。

代名詞(he, she, him, her など)、前置詞(about, at など)、接続詞(and など)には発音される際に二つの形、「強形」「弱形」が存在し、文の中でその単語の意味が重要でない場合、「弱形」のほうの発音が使われるため、非常に聞き取りにくくなるという現象です。

 

強形・弱形には以下のような例があります。
 
  強形 弱形
he ヒー イー
her ハー アー
and アンド アン、ン

日本人が発音を覚える際は大抵「強形」の方しか覚えません。そのため、弱形が出てきたら全く分からなくなるわけです。例えば、

Did you talk to her?

の中の her は普通弱形の「アー」で発音されるため、

「ディジュトークター?」

となります。(「アー」で発音され、しかも前とtoとくっつきます)

これを日本人の学習者が聞くと

「ディジュドクター?なぜ医者が出て来るの?」

と言う風に全く見当違いな聴き取りをしてしまう事がよくあります。her は「ハー」と覚えているからこうなってしまいます。

talk to her の her を強形で発音する、つまり

「トークトゥハー?」

となると、それは her がその分の中で重要な意味を持っている、つまり

「(他の誰でもなく)話しかけたのは彼女なんですね?」

という意味の文になります。強形を使うか弱形を使うかで意味が変わってきて、しかも良く知っている強形を使った文は特殊な意味になるため頻度が少ない、だから聴き取りが難しく感じるわけです。

夏期講習の「リスニング:弱形講座」では、このような重要な単語の強形と弱形を学習し、単語の弱形の音を改めて勉強し直す練習をします。弱形について網羅的に学習してリスニング力の根本的な向上を目指したい方がいらっしゃいましたら、ぜひお申し込みください。



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at 2017/07/04 20:37:44