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【英語】「ヴィエナ」とはどこの街?ヨーロッパの都市名の英語版を学ぼう

こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。

英語の長文を読んでいると、地名がさらっと出てくることがあります。このとき、日本語名と英語名が一致していないと、

・どこの話かわからない
・推測の負担があり、内容理解が遅れる

という問題が起きることがあります。

例えば、英語の文章を読んでいるときに以下のような文があったとします。

Vienna の町で最近このような運動が活発になっている

この時、「ああ、ウィーンね」と即座に理解しながら読み進めるのと、「『ヴィエナ』ってどこだろう?アフリカ?アジア?ヨーロッパ?」と思って推測しながら読み進めるのでは、理解度も速度も全然違います。

そこで今回は、

日本語名と英語名が大きく違うヨーロッパの地名

をまとめてみました。

左は日本語名、右は英語名(スペルと大体の発音)です。意外と違う地名もあって驚くかもしれません。

ウィーン    Vienna (ヴィエナ)
ミュンヘン    Munich (ミューニク)
ケルン    Cologne (コローン)
チューリヒ Zurich (ズーリク)
ブリュッセル    Brussels (ブラッセルズ)
ハーグ    The Hague (ザ・ヘイグ)
プラハ    Prague (プラーグ)
アテネ    Athens (アセンズ)
ローマ    Rome (ローム)
トスカーナ    Tuscany (タスカニー)
ナポリ    Naples (ネイプルズ)
フィレンツェ    Florence (フローレンス)
トリノ    Turin (チューリン)
ヴェネチア Venice (ヴェニス)
ミラノ Milan (ミラン)
ワルシャワ    Warsaw (ウォーソー)
モスクワ    Moscow (マスコウ)
エルサレム Jerusalem (ジェルーサレム) ※欧州外ですが
エディンバラ Edinburgh (エディンブラ) ※スペルが読みづらい

※余談ですが、ドイツ語の ‐ch は英語では基本的に 「ク」 に近い発音になります。たとえば作曲家の Bach(バッハ)は英語では Bach(バック) と発音されます。

ちなみに、なぜこんなに日本語と英語の地名の発音が違うかというと、

・日本語の呼び方は基本的に現地の言葉(ドイツ語、フランス語、イタリア語など)から採用していること
・英語では様々な歴史の関係から伝統的に英語独特の読み方があること

の2点が原因です。

たとえて言うなら、

日本語では様々な歴史的経緯から「ペキン」と呼ぶが、中国語では「ベイジン」であり、英語は現地語から取って「ベイジン」と呼ぶ

みたいな状態に近いと思います。

これらの知識も読解の助けになりますので、箸休め程度にちょっと学んでおくと後でいつか役に立つ日が来ると思います。

※この記事の内容は、スクール今西の大学受験クラスにおいて実際に扱った内容の一部です。興味のある方は以下の参考記事をご覧ください

英語学院ブログ記事 ジャンル別まとめ

 

at 2025/12/04 22:31:05