トップ  > Kazu's BLOG  > 【英語】採点基準を意識せよ!大学入試と英検・TOEFLでは英作文の書き方を変える

【英語】採点基準を意識せよ!大学入試と英検・TOEFLでは英作文の書き方を変える

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太です。今回のテーマは自由英作文についてです。

日本の大学入試では、自分の意見を問う形の自由英作文を課されることが多くあります(特に難関大学)。また、TOEFL iBT や英検3級以上の課題にも必ず自分の意見を言うタイプの自由英作文が出てきます。

実はこの二種類の自由英作文、要求されていることが同じに見えて、かなり違ったことを意識して書く必要があります。

全国で受講できる英作文添削オンラインコースはこちら→「スクール今西:オンライン英作文添削コース」

 

 

1. 英検・TOEFLの自由英作文の採点方法

まずは TOEFL iBT の英作文を見てみましょう。こちらは採点基準(rubric)が公開されています。

この中の Independent Task(独立型課題、つまり自分の意見を書くタイプの課題)の方を見ると、

displays consistent facility in the use of language, demonstrating syntactic variety, appropriate word choice, and idiomaticity, ...
和訳:統語的な多様性、適切な単語の選択、慣用表現を明示し、言語使用において一貫した能力を示す

とあります。

直訳するとよくわかりませんが、要するに

簡単な表現だけじゃなくて難しい単語や複雑な文章、慣用表現などを使っているかどうかを見る

ということを言っているわけです。

具体的に言うと、例えば文と文をつなぐときに and とか so ばかり使っているとまずくて、in addition to ..., because of ..., therefore, for these reasons など、状況に応じて様々表現を適切に使い分けていれば高得点が取れますよ、ということです。

英検も同様に、英作文の採点基準が公開されています。

こちらにも

・課題にふさわしい語彙が使えているか
・文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

という記述が見られます。内容的にはTOEFLと同じことでしょう。
 

2. 大学入試の英作文の採点方法

一方の大学入試の自由英作文では、採点基準が公表されていないことがほとんどですが、基本的に「減点方式」で考えて書け、と指導されることがほとんどです。

つまり、

可能な限りミスを減らしなさい、そのために出来るだけ簡単な表現を使って書きなさい

という事です。例えばある予備校の有名な先生は

日本語を小学生でも分かるような簡単なものに直してから英語にしろ

という指導を行っていました。難しい表現を使おうとしてミスして減点されるぐらいなら、絶対にミスしないような簡単な表現で書いた方がよい、ということです。

Foodbourn illness affects anyone who eats contaminated food

と書こうとしてスペルミスや単語の選択ミスなどをするよりも、

Many people get food disease when they eat dirty food

と書け、と指導するということです。
 

3. まとめ

英検・TOEFLと大学入試、両者の英作文の違いがお分かりになりましたでしょうか?まとめると、

TOEFLや英検は簡単な表現ばかり使っていると減点されるので、難しい表現を覚えて使おうとすべき
大学入試は難しい表現を使おうとしてミスすると減点されるので、簡単な表現だけを使うようにすべき

ということで、

TOEFLや英検では挑戦することが評価され、大学入試ではミスをしない事が評価される

と言い換えることが出来るかもしれません。大学入試はまさに失敗が許されない日本の伝統的習慣の現れのようで興味深いですね。

英作文の課題を行う際はこのようなテストごとの違いも意識して、どういう方向性で文章を書くことを目指すべきか、しっかり対策を練って行くのが良いかと思います。

スクール今西では英検4級から準1級までのレベルの対策を、生徒それぞれの現状に応じて個別指導、グループ授業などで行っています。詳しくは以下のページをご覧ください。

全国で受講できる英作文添削オンラインコースはこちら→「スクール今西:オンライン英作文添削コース」

今西一太ツイッターアカウント

at 2017/02/15 21:54:21