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【英語】暗唱の良い例と悪い例

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太です。

今回の記事では英文の暗唱について取り上げたいと思います。

 

1. 暗唱の重要性

暗唱は英語力上達にもっとも有効な方法の一つです。人によっては音読と暗唱だけで外国語は出来るようになるという人すらいます。
 

10言語以上を操ったというハインリヒ・シュリーマン(トロイの遺跡を発見した人)の勉強法は、簡単な文法を学習した後ひたすら大量に外国語の本を音読・暗唱することだったと言います。

かくいう私も、大学時代に英文を大量に(洋書30ページ分ぐらい)暗唱した結果、英語力(特に会話力)が一気に上がった経験を持っています。


大学生の頃から英語でスピーチなどが出来ていた先輩の勉強法は、参考書の例文をひたすら暗唱しまくる、というものでした。

ただ、暗唱って結構大変ですよね?

「なかなか覚えられない」

というコメントはいつも耳にします。

そこで、ここでは暗唱の良い方法と悪い方法を整理してみようと思います。

まずは悪い例を見て、それから良い例を見ていきましょう。
 

2. 暗唱の悪い例

以下の例は非常によく見ます。

暗唱の悪い例1:「ひたすら何度も音読する」

読んでいるだけでは頭に入らないことが多いです。一回一回の音読が漫然としたものになりがちですし、「覚えないといけない」という意識が希薄になります。

同様に、単語や漢字をひたすら回数だけ書くという勉強法でもなかなか覚えられないことが多くあります。1回1回が単なる作業になってしまいがちで、記憶に残そうという意識が出づらいことが原因だと思います。

また、以下も悪い例の1つです。

悪い例その2:「意味を気にせずに音だけを暗唱しようとする」

試しに日本語として意味のある文と、全く意味の無い音の羅列の両方を暗記しようとすると、絶対に意味が分かっている文の方が楽に暗唱できます。よく分からない方は以下の例で試してみてください。

a. 昨日行ったレストランのカレーはおいしかった。
b. きづなやえいいおとぺりかえいそおっきでいすきに。

音の数は同じですが、明らかに a. の方が暗唱しやすいはずです。

また、音だけ覚えても意味が分からなければ活用のしようがありません。意味を理解しながら読むのは暗唱の最低条件です。
 

3. 暗唱の良い例

それでは、次に暗唱にお勧めの方法を述べていきます。まず以下の方法です。

暗唱の良い例1:文章を5回音読し、文を隠して言ってみる(覚えてるかチェック)。出来なければもう一度5回読んでまたチェック。

ポイントは、「チェック(あるいはテスト)」の過程を暗唱練習に入れることです。このようにすることで、「これは単に読むだけじゃなくて覚えないといけない」という意識に自然となり、頭に定着しやすくなります。

さらにもう一歩進んで、記憶の仕組みを活用する方法もあります。

それは、覚えた文のチェックの際、隠してすぐに言うだけでなく、15秒ほど待ってから言うことです。

15秒待つことで、頭の中でその文の情報を処理する時間を作ることができ、その結果ずっと記憶に残りやすくなります。

(詳しくは「15秒で訓練なしに記憶力を倍増させる方法」などをご参照いただければと思います)

つまり、一番お勧めの暗唱法は以下の方法です。
 

暗唱の良い例2:5回(ぐらい)文を音読して、隠してからもう1回言って、そのまま隠した状態で15秒待ってもう1回言う。

ちなみにこれは例文暗唱だけではなくて、他のあらゆる記憶に活用できます。

例えば、英単語のスペルを覚えるときや漢字を覚えるときも、ひたすら書くだけではなく、何度か書いたら見ずに書いてみる、15秒待ってから書いてみる、などの方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?私はこの方法で成果を出した生徒を何人も知っています。

是非この方法を活用して、暗唱で高い語学力を身に着けてくださいね!

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at 2016/08/02 17:08:19