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【英語】TOEFL iBT 広島会場受験レポート後篇(2015年3月7日)

こんにちは、広島市の四技能型英語塾スクール今西の今西一太がお送りします。この記事は「TOEFL iBT 広島会場受験レポート前篇(2015年3月7日)」の続きです。

さて、ここからは各セクションの感想を述べていきますが、前編にも書いたように内容については他言できないため、内容に出来るだけ触れないようにしながら感想を書いて行こうと思います。

 

3. TOEFL Reading

リーディングセクションに入る前にマイクテストがあります。後程、スピーキングの前にもう一度同じテストを行うのになぜここでも必要なのか、分かりません。

リーディングセクションでは3つの文章を1時間で読み、解答しました。

幸 いほとんどの人が同じ時間帯に始まったため、周りの人が大声でスピーキングテストを受けている中で集中できない、という事態は避けられました。それでも周りの音が少し気になったので、会場に設置してあったヘッドホン型のイヤーマフを装着しました。ずいぶんマシになりますが、完全な遮音とはいかないので、周りの音が気になる人は気になりそうです。

一番最初の文章がいきなりの苦手分野、しかも寝不足だったので、何度読んでも全然内容が頭に入っ てこず、非常に焦りました。結局25分もかかってこれを解き、次の文章(これまた苦手分野…)を20分ほどで解き、最後の文章が得意分野だったので10分ちょっとで解き、最後の5分を前二つの確認に回しました。

なぜかすべて文系、しかも全てアメリカに関する細かい話で、やっぱりTOEFLは出題内容がかなりアメリカに偏っています。私は文系ですが、サイエンス関係の方がまだ普遍的なのでわかりやすいと感じました。
 

4. TOEFL Listening

リスニングは、「会話+講義+講義」のセットを三つ、それぞれ解答の持ち時間が10分ずつでした。(持ち時間は問題を聞いている最中はストップし、回答している間だけ進行します)

時間的には超余裕で、3つとも3, 4分は余らせて終わりました。ただ、これも一番最初に全く背景知識のない話題が来て大変困りました。アメリカの社会や大学の仕組みを知っておかないと理解が困難な会話です。

ちなみに最後から二つ目の問題は明らかに以前全く同じ問題を解いた記憶があり、恐らくダミーではないかと思われます。他の方の受験記録にも登場していました。
 

5. 休憩

休憩は10分。トイレに行ったり前半の問題を思い返したり待合室でぼーっとしてるうちに時間が来たらしく、「6番の方、時間がそろそろです」と呼び出されてしまいました。
 

6. TOEFL Speaking

スピーキングの前にマイクテスト。リーディング前に行ったのと全く同じことを行います。

スピーキングは6問、どんな問題形式かは他のサイトにいくらでも書いてあるので、そちらをご覧ください。

感想を言うと、日常会話系の問題が非常に難しかったです。特に、女子学生が自分の将来に関することで非常に迷っていて、どちらの進路を取るべきだと思うかを 選択してその理由を答えないといけないタスクがあったのですが、そんな将来にかかわる重要なことにたった30秒で結論を出すとか普通無理だろ~、と思いま した。

逆に講義系のものは内容的によくまとまっていて、非常に話しやすかったです。サイエンス系がメインだったのも助かりました。
 

7. TOEFL Writing

このあたりになると、ヘッドホンの締め付けがきついため、メガネをかけている耳の部分が非常に痛くなってきました。必要ないところで外したり、度々ずらしたりしながら耐えます。コンタクトでも良い方はそちらの方が良いかもしれません。

ライティングは2問あります。まずは文章を読んで講義を聞き、その内容をまとめる課題。これは以前のブログ記事「TOEFL教授法のワークショップに参加しました」で書いたように、講義の内容を中心にまとめることを意識しました。150 - 225語ぐらいがよい、とありましたが、300語以上書いてやりました。エヘン!

次に、自分の意見を書くタイプの問題です。同じく「TOEFL教授法のワークショップに参加しました」で 書いたように、自分の主張をサポートする意見を出来るだけ多く取り入れることを意識しました。ちょうどいい実話が無かったので、色々と話をでっち上げて書 いてやりました (^_-)-☆ そもそも30分で説得力あるエッセイを書けっていうのが難しいんだから許してね~。こちらも、最低300語ぐらい書くといいよ、とありましたので、450 語ぐらい書いてやりました。エヘン!

(後日追記:結局このライティングセクションは30点中27点というかなりの高得点でした。うその話をそれらしく書くのがいかに大事かがよく分かります)

てな感じで試験終了。時間を見ると2時前で、約4時間の試験時間でした。

感想としては、アメリカ(特にアメリカの大学)について色々知識が無いと厳しいなぁ、というものでした。

あと、今回は試験の内容を頑張って記憶して帰りました。スピーキングの第2問を除いて全て内容を覚えて帰ってこられましたので、直接的には内容を言えないにしてもこれからの指導に活かしていこうと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

at 2015/03/11 20:28:42