こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太です。
最近、ChatGPTなどの「大規模言語モデル(LLM)」の仕組みを詳しく勉強しています。LLMを理解するには数学の知識が必要なため、約25年ぶりに本格的に数学を学び直しているところです。
数学を勉強していると、ふと学生時代のある出来事を思い出します。
中学生のころ、数学のある問題がわからず、先生に個別に質問したことがありました。
先生は流れるようにスムーズに説明してくれました。しかし、私は途中で引っかかって理解ができなくなってしまいました。
それでも、先生の流暢な説明を遮ることができず、本当はあまりわかっていないのに「はい、はい」と相槌を打ちながら最後まで聞いていました。
結局、その疑問は解決しないまま終わりました。
今でも私は指導するときによくこのことを思い出し、自分を戒めます。
説明の途中で、できるだけ以下を確認するようにしています:
意識的に多少しつこいかなと思われてもいいぐらい確認を入れるようにしています。
たとえば、英文法の説明をした後は:
と聞きます。生徒が自分の言葉で説明できれば、本当に理解している証拠です。
また、少し複雑な説明の途中では:
「分かりました」という反応でも、リアクションを注意深く観察します。各生徒の普段のリアクション(よくわかってもあまり反応しない生徒と、大きく反応する生徒がいます)と比較し、普段の反応と比べて微妙な反応だったら、
と別角度などから聞くようにしています。
「なんとなくわかる」という返答があれば、そこで立ち止まって、別の説明方法を試します。
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私は自分の説明能力がそれほど高いとは思っていません。
しかし、個別指導では「分かりやすい」という評価をいただくことが多いです。正直、集団指導よりも明らかに個別指導の方が高い評価をいただけると感じます。
これはおそらく、説明の上手さではなく、確認の細かさによるものだと思います。
個別指導では:
この「一度立ち止まるステップ」が、理解度を大きく変えるのだと感じています。
中学時代の数学の質問対応で感じた「生徒のペースに合わせてくれない指導」。この経験が、今の私の指導の原点になっています。
「わからないことをすぐにわからないと言って、自分の理解の速度に応じて教えてもらえる環境」
これが、本当の意味での「わかりやすい指導」につながるのだと信じています。