【英語】「学校のテストは丸暗記だから意味がない」

こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。今回はたまに相談を受ける件について参考までにシンプルな回答をお書きしてみようと思います。

言語を習得する際、一般的には

と思われていることが多いです。実際、言語学の研究の流れを見てもこの考え方がかなり支配的だった時代もありました。ただ、近年はこの考え方がずいぶん変わってきていて、

という考え方がだんだん主流になってきている印象を受けます。私も完全に後者の方の考え方です。外国語学習で「大量のインプット」が最重要とされるのも、これに理由があると思います。

※ただし、だからと言って文法が不要というわけではありません。文法学習を不要にするほどの大量のインプット（1日5-6時間以上毎日外国語に触れる生活を数年以上続けるぐらい）がない限り、文法学習の補助なしで正しく外国語の学習をするのは困難です。

大学受験が迫っている、他の科目の状態の方がまずい、などの事情がある場合、暗唱ばかりに時間を使うわけにはいかないでしょう。丸暗記は意味がないからやらない、という選択肢を取らず、できる範囲で最大限丸暗記を頑張る、という態度が重要です。

単なる音の羅列として丸暗記するのは意味がありませんし、ものすごく大変です。意味が分かったうえで暗唱をすると、外国語学習に非常に良い効果が表れます。特に、作文や会話の能力はものすごく高くなるでしょう。

詳しい内容は以下の参考記事をご覧ください。

そもそも、丸暗記が全く無意味なのであれば社会のテストの勉強などかなりの部分が無意味になってしまいますよね。文章の丸暗記というのは本当に素晴らしい効果を発揮してくれる最高の勉強法で、それをテストしてくれる先生はとてもいい先生だと私は思います。ぜひ頑張ってみてください！

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