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【英語】迷走する英語入試

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の代表、今西一太です。

ベストセラーとして噂になっていた以下の本を読みました。

検証 迷走する英語入試―スピーキング導入と民間委託

2020年度から始まる大学入試改革において、英語にスピーキングの試験が課されることについて、5人の著者がその問題点を論じている本です。

この本を読んでわかるのは、文科省が「スピーキング試験を大学入試に組み込む」ということを錦の御旗に、試験の公平性を担保しないまま拙速に物事を進めている、ということでした。

 

特に第3章「民間試験の何が問題なのか」の章はなかなか衝撃的で、それぞれの民間試験の難易度の対応などが、つじつまを合わせるためにこれほどでたらめに決められているとは驚きました。

また、「スピーキング試験におけるリスニング能力の重要性」を論じている第4章の議論も参考になりました。四技能と言ってそれぞれを分離せず、それを一体化させて教育していく重要性も改めて実感しました。

私たちはこういう試験を受験する生徒のサポートに回る側です。制度の問題点を意識したうえで、それでもこの試験を受けざるを得ない生徒をどのようにベストの方向に導いていくか、真剣に考える必要を改めて感じました。

とりあえず、

・どんな試験が来ても点数がとれるよう、英語力そのものを高める方法論とそれをカリキュラムに落とし込むこと
・色々な試験の特徴をもっと勉強して、各生徒に一番合っている試験を提案できるようにすること


を意識して行っていこうと思います。生徒の役に立てるようになるためにはやはり欠かさず勉強を続けていくことが大事だなぁと思いました。


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at 2018/08/09 09:49:45