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【音楽】おむすび何個?

普段、子どものピアノレッスンでは音符の長さを理解する為に
いくつ伸びるのか。という理解におむすびを使っています。
といっても実際毎回握る訳にもいきませんので、ちょっとしたマジックのような小物を使って導入しています。

このおむすびが何個入るのか?
というのは、自分で音の長さをカウントする事につながります。
大人には4つ。と言っても子どもには「何が4つ入るのか」という想像がくっついていないと理解できません。
実際に保護者の方がお家で練習させるのに
「ここは付点二分音符だから3つ4分音符が入るでしょう」
という問いかけをしても全然理解できなかった。という例があります。
どの音価(音符)がどのくらいの長さ(いくつカウントしないといけないのか)なのかは、丸覚えした方が、子どもには楽なんです。



最初ピアノに沢山触れさせる為に、楽譜がなかなか出て来ないテキストを使用していますが、これは#や♭の黒鍵嫌いを避ける為にも重要です。

うんと沢山リズムを取入れて、沢山のリズムと親しむ事によって、自分で読む力をつける。なかなか大変ではありますが、楽譜を読む作業より、このリズムの把握や区切る作業というのは皆楽しそうに取り組んでいます。
「やったー!リズム!」といって喜ぶ子もいます。
自分の力に見合った難度のものだったり、少しだけ簡単だとより自信を持って臨めるみたいですね。
どんどん色んなリズムにトライして欲しいです。
at 2013/11/06 22:00:46